茗荷谷の猫 (文春文庫) [ 木内 昇 ]

   

文春文庫 木内 昇 文藝春秋ミョウガダニノネコ キウチ ノボリ 発行年月:2011年09月02日 予約締切日:2011年09月01日 ページ数:272p サイズ:文庫 ISBN:9784167820015 木内昇(キウチノボリ) 1967年、東京生まれ。

出版社勤務を経てフリーランスとなり、インタビュー雑誌を主宰する。

2004年、『新選組 幕末の青嵐』で小説家デビュー。

2008年に発表した本書『茗荷谷の猫』で注目される。

2009年、第2回早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞を受賞。

2011年、『漂砂のうたう』で第144回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 染井の桜ー巣鴨染井/黒焼道話ー品川/茗荷谷の猫ー茗荷谷町/仲之町の大入道ー市谷仲之町/隠れるー本郷菊坂/庄助さんー浅草/ぽけっとの、深くー池袋/てのひらー池之端/スペインタイルの家ー千駄ヶ谷 茗荷谷の一軒家で絵を描きあぐねる文枝。

庭の物置には猫の親子が棲みついた。

摩訶不思議な表題作はじめ、染井吉野を造った植木職人の悲話「染井の桜」、世にも稀なる効能を持つ黒焼を生み出さんとする若者の呻吟「黒焼道話」など、幕末から昭和にかけ、各々の生を燃焼させた名もなき人々の痕跡を掬う名篇9作。

本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・か行 文庫 小説・エッセイ

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